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速報・市況2024年3月26日

☆[概況/前引け] 配当落ち分の先物買いが期待できないという見方もあり小幅安

前引けの日経平均は49円安の4万364円、TOPIXは3ポイント高の2,781ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は857、下落銘柄数は729。出来高は7億4,583万株、売買代金は2兆544億円。
日経平均は一時115円高の4万529円となったが、その後、再び小幅安となった。
明日の権利付き最終日~明後日の権利落ち日にかけ、パッシブ運用による配当落ち分の先物買いが約1.2兆円程度期待されていた。
しかし、大和証券ではこのうちの年金などの約7千億円の買いは期待できない懸念が高いとコメントした。
小林製薬(4967)は腎疾患でお亡くなりになった方が、生前に「紅麹コレステヘルプ」をお使いになられていたとのご連絡をご遺族様からいただいたと発表し続落となった。
日産自動車は中期経営計画を発表したが、利益率の改善が物足りないという見方から売られた。
東急は中期経営計画の目標が期待に届かず下落した。
一方、SCREENと東電が買われ、IHIは来期の回復観測報道で物色された。

業種別下落率上位は陸運、紙パルプ、小売、ノンバンク、銀行で、上昇率上位は鉱業、保険、倉庫運輸、機械、不動産。(W)

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