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速報・市況2020年1月14日

☆[概況/前引け] 香港株が伸び悩んだことが影響し、日経平均は高値圏保ち合い

前引けの日経平均は24,026.81円の176.24円高、TOPIXは1,739.77ポイントの4.61ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は840、値下がり銘柄数は1,231。出来高は6億2,751万株、売買代金は1兆1,589億円。
米国が中国を為替操作国の指定から解除したため、関係改善が期待され、日経平均は取引開始早々に24,000円を回復したが、香港株が伸び悩んでいるため、日経平均も上値追いは控えられ、24,000円乗せの水準で推移した。
ソフトバンクグループやソニー、ファーストリテイリング、東京エレクロトンが買われ、中国関連の安川電機も高い。
日本製鉄(5401)は大和証券がレーティングを「3」→「2」に高め、高炉セクターのトップピックと紹介したことが好感された。自動車用鋼材価格の引き上げに対する取り組みに加えて、製鉄所の整理統合を含めた構造改革に取り組む可能性に注目している。
ベクトルやトランザクションは決算発表を受けて急騰し、竹内製作所は業績予想を下方修正したが、悪材料出尽くし感から買われた。
半面、吉野家は業績予想を上方修正したが、好材料出尽くし感から下落し、良品計画は業績予想を下方修正しストップ安となった。
ZOZOが売られ、MonotaROが安い。
業種別上昇率上位は鉄鋼、電機、海運、非鉄、化学で、下落率上位は石油、鉱業、倉庫運輸、紙パルプ、電力ガス。

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