TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 香港株反発で日経平均は小幅高に。メルカリが大幅高。海運とJR、村田製作と京セラは安い
速報・市況2022年11月1日

☆[概況/前引け] 香港株反発で日経平均は小幅高に。メルカリが大幅高。海運とJR、村田製作と京セラは安い

前引けの日経平均は58円高の2万7,646円、TOPIXは8ポイント高の1,937ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は875、下落銘柄数は861。出来高は6億3,187万株、売買代金は1兆6,276億円。
米FOMCの開催を控え、日経平均は小幅安となった場面もあったが、前日に約13年ぶりの安値を付けた香港株が値ごろ感からの買いで反発したため、日経平均も小幅高に戻した。
ソフトバンクグループが買われ、メルカリ(4385)は子会社のメルペイを通じクレジットカード事業に参入することで大幅高となった。
JTは配当予想の増額が歓迎された。
三菱商事を始めとした商社は、資源高と円安による業績拡大で自社株買いや増配などの株主還元が期待された。
JVCケンウッドと日本冶金工業は通期業績予想の上方修正で急騰し、ビジネスブレイン太田昭和は自社株買いの発表で値を飛ばした。
一方、海運株は反落し、JR東日本は上期の利益計画未達で、JR東海は通期営業利益予想の下方修正で売られた。
村田製作所は通期予想の下方修正で下落し、京セラは為替前提を円安方向に変更したが、通期の営業利益予想を据え置いたため、実質下方修正と受け止められた。

業種別上昇率上位は卸売、食品、鉄鋼、鉱業、石油で、下落率上位は金属、海運、電力ガス、不動産、精密。(W)

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