TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/前引け] 10時半頃から上昇に転じた。海運株と半導体関連と高クオリティ株に買いが入った
速報・市況2022年10月3日

☆[概況/前引け] 10時半頃から上昇に転じた。海運株と半導体関連と高クオリティ株に買いが入った

前引けの日経平均は174円高の2万6,111円、TOPIXは4ポイント高の1,840ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は736、下落銘柄数は1,049。出来高は6億7,417万株、売買代金は1兆5,175億円。
日経平均は10時以降下げ幅を縮め、10時半頃から上昇に転じた。
本日は一時315円安の2万5,621円となったが、25日移動平均線からのマイナス乖離が7%を超えたため、値ごろ感からの買いが入った模様。
海運大手が7日ぶりに反発し、株価の調整が続いていたレーザーテック(6920)と東京エレクトロンも切り返した。
半導体については、欧州自動車大手ステランティスの最高経営責任者が、半導体供給は来年末まで逼迫が続くとの見通しを示したと日刊紙ル・パリジャンとのインタビューで述べたことをロイターは伝えている。
その他、トヨタや信越化学、SMC、村田製作所といった高クオリティ株も高い。
一方、エーザイは利益確保の売りに押され、三菱UFJやJR東海、東京電力が売られた。
リノベマンションのスターマイカは株式分割を発表したが、四半期ごとに営業利益水準と増益率が鈍化しているため大幅安となった。

業種別上昇率上位は海運、鉱業、輸送用機器、石油、機械で、下落率上位は電力ガス、小売、陸運、紙パルプ、食品。(W)

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