前引けの日経平均は318円高の2万6,140円、TOPIXは14ポイント高の1,900ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,291、下落銘柄数は473。出来高は5億3,402万株、売買代金は1兆2,367億円。
16日の米国株はキング牧師の記念日で休場だったが、欧州株は寒波が短期間で終わるとの見通しを受けて天然ガス価格が下落したため、インフレ圧力の後退観測から買われた。
17日の日経平均は反発したが、欧州株高に加えて、円高一服や中国の副首相とイエレン米財務長官が18日にスイスのチューリヒで会談を行うことも好感された。
アクティビストのライアン・コーエン氏がアリババ株を取得したと報じられ、アリババに出資しているソフトバンクグループが上昇した。
トヨタを始めとした自動車株とレーザーテックなどの半導体関連が買われた。
太陽誘電(6976)は、モルガン・スタンレーMUFG証券が3月末までには積層セラミックコンデンサーの流通在庫と自社在庫の正常化を見込み、投資判断を引き上げたことで高い。
一方、銀行株は続落となり、エーザイは反落。
業種別上昇率上位は輸送用機器、電機、海運、不動産、非鉄で、下落率上位は空運、銀行、電力ガス、陸運、医薬品。(W)