前引けの日経平均は208円高の3万7,095円、TOPIXは5ポイント高の2,714ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は937、下落銘柄数は633。出来高は7億8,250万株、売買代金は1兆9,337億円。
米国が関税による景気悪化観測でドルが売られ、円高が進んだため、日経平均は朝方182円安の3万6,705円となったが、その後のもみ合いを経て、10時半以降はジリ高となった。
台湾のTSMCが月次売上高を発表するため、東証では半導体関連に先回り買いが入った。ディスコとアドバンテストが5日ぶりに反発し、東京エレクトロンは4日ぶりに反発。レーザーテックは4日続伸。
東電は再建計画の変更を政府に申請したことで買われた。
三菱重工とIHIは続落となったが、大阪チタニウムと東邦チタニウムが買われた。
王将フード(9936)は昨年来高値を更新した。3月16日から3月31日にスタンプ2倍押しを実施するため来店客が増えると期待された。
任天堂とサンリオ、良品計画が安い。
業種別上昇率上位は鉱業、ゴム、輸送用機器、サービス、陸運で、下落率上位はその他製品、鉄鋼、空運、海運、電機。(W)