TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 中国の製造業PMIの改善を受けて、電子部品や海運や商社などを中心に広範囲に上昇
速報・市況2019年12月2日

☆[概況/大引け] 中国の製造業PMIの改善を受けて、電子部品や海運や商社などを中心に広範囲に上昇

大引けの日経平均は23,529.50円の235.59円高、TOPIXは1,714.49ポイントの15.13ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,515、値下がり銘柄数は542。出来高は9億4,696万株、売買代金は1兆6,942億円。
中国国家統計局が発表した11月の製造業購買担当者景気指数(PMI)は市場予想に反し、景気判断の分かれ目となる50を7カ月ぶりに上回ったことが好感され、東京株式市場は反発した。中国の景況感改善で電子部品株や海運株や商社株が高い。
村田製作所は野村証券による目標株価引き上げたも好感された。
ダブルスコープ(6619)は韓国子会社が資金調達を発表したが、欧州の電気自動車向けにリチウムイオン電池セパレータの大型成膜ラインが立ち上がり、黒字化のめどが立ったことや、大手電池メーカーと大型供給計画を説明したため、需要旺盛という見方から急騰した。
内田洋行は第1四半期で通期営業利益予想を超過したため、ストップ高となった。
一方、インドの7~9月期GDPは前年同期比4.5%増と、2013年1~3月期以来の低水準で、景気減速に歯止めが掛かっていないという見方から、スズキは売られた。
トリケミカル研究所は8~10月期が営業減益となり、急落した。
業種別上昇率上位は海運、ガラス土石、繊維、卸売、水産農林で、下落は鉱業、石油。

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