大引けの日経平均は24,083.51円の42.25円高、TOPIXは1,744.16ポイントの8.72ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,478、値下がり銘柄数は579。出来高は8億2,112万株、売買代金は1兆4,179億円。
本日の米国が「キング牧師の日」の祝日となるため、米国投資家の参加が見込みにくく、日経平均は小幅な上げに留まった。
こうした中、トヨタは米インディアナ州の工場で追加投資を行うと発表し、生産能力増強による利益拡大期待で買われた。
今春の5G商用サービスの開始で、5G対応スマホ向けにセラミックコンデンサーの出荷拡大が期待されている太陽誘電も高い。
東芝機械は旧村上ファンド系のオフィスサポートからTOBの通告を受けたことで大幅高となり、前田道路(1883)は前田建設によるTOBが発表され、ストップ高となった。
その他、中国で新型肺炎の患者が増加しているが、24日から旧正月の大型連休が始まり、多くの人が国内外を旅行するため、感染の拡大が懸念され、感染対策症対策機器の日本エアーテックや抗ウイルス加工繊維のシキボウも物色された。
半面、三菱電機は大規模なサイバー攻撃を受けたことで売られた。
サッポロHDなどの食品株と三越伊勢丹やファミリーマートなどの小売株が安い。
業種別上昇率上位は建設、電力ガス、機械、非鉄、ガラス土石で、下落は食品、小売、水産農林。