TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 日経平均は米国債格下げと首相発言が響いたが、TOPIXの下げ幅は小幅
速報・市況2025年5月19日

☆[概況/大引け] 日経平均は米国債格下げと首相発言が響いたが、TOPIXの下げ幅は小幅

大引けの日経平均は255円安の3万7,498円、TOPIXは2ポイント安の2,738ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は826、下落銘柄数は751。出来高は16億7,081万株、売買代金は3兆8,215億円。
ムーディーズによる米国債の格下げで円高となり日経平均は4日続落で始まった。
参院予算委員会で減税の有無を問われた石破首相が「日本の財政状況はギリシャよりよろしくない」と答弁したことを受け、後場は下げ幅を拡大した。
ただ、プライム市場全体では上昇銘柄数の方が多く、TOPIXの下げ幅は小幅にとどまった。内需系企業は最高益更新企業が多いことが支えとなった。
半導体関連や海運、保険が安い。
一方、フジメディアは改革アクションプランを発表し、積極的な株主還元を盛り込んだことで買われた。
第一三共(4568)は抗がん剤「エンハーツ」を点滴不要に改良することで上昇した。
MonotaROが年初来高値を更新した。

業種別下落率上位は海運、石油、保険、証券、非鉄で、上昇率上位は医薬品、空運、水産農林、不動産、輸送用機器。(W)

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