TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 昨日とは逆に日経平均が売られる中、TOPIXは小じっかり
速報・市況2024年5月17日

☆[概況/大引け] 昨日とは逆に日経平均が売られる中、TOPIXは小じっかり

大引けの日経平均は132円安の3万8,787円、TOPIXは8ポイント高の2,745ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は999、下落銘柄数は592。出来高は18億4,255万株、売買代金は4兆236億円。
米国株の反落を受け、日経平均も反落したが、昨日とは逆にTOPIXは小じっかりだった。銀行株が買われたことやプライム市場全体では上昇銘柄数の方が多いことがTOPIXを支えた。電力と鉄鋼、自動車も上昇した。
中国が不動産市場の救済策として地方政府に売れ残り住宅買い取らせる案を検討で、ニデックや資生堂、宮越HDといった中国関連の一角が上昇した。
スタンレー電気(6923)が年初来高値を更新。23年3月期と24年3月期は自社株買いが100億円ずつ、配当は81億円と89億円だったので、2年間で株主還元は370億円だったが、25年3月期と26年3月期は総額600億円レベルの株主還元を講じる計画が好感された。
一方、東京エレクや信越化学など半導体関連が売られた。
電通は海外の回復が見通しにくく下落した。

業種別上昇率上位は銀行、電力ガス、輸送用機器、海運、鉄鋼で、下落率上位は精密、その他製品、化学、サービス、紙パルプ。(W)

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