TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 来年前半の欧米の利下げ観測を受けて、日経平均は大幅反発
速報・市況2023年12月6日

☆[概況/大引け] 来年前半の欧米の利下げ観測を受けて、日経平均は大幅反発

大引けの日経平均は670円高の3万3,445円、TOPIXは44ポイント高の2,387ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,540、下落銘柄数は95。出来高は14億3,245万株、売買代金は3兆5,298億円。
ECBでタカ派のシュナーベル理事が「追加利上げの可能性はかなり低い」と発言し、姿勢を変化させた。
米国では10月の求人件数が減少したため、FRBが24年5月末までに利下げに踏み切るとの観測が再び強まった。
来年前半の欧米の利下げ観測を受けて、日経平均は大幅反発となった。
レーザーテックやトヨタやソニーグループなどコア銘柄が買われ、欧州の利下げ期待で精密株も高い。
エヌビディア関連のさくらインターネットは大幅続伸。
東京電力は原子力規制委員会での柏崎刈羽原発の禁止命令解除が期待された。
TOPPAN(7911)はJOLEDの事業所買収による半導体パッケージの生産拡大計画で急騰した。
一方、公募増資の影響でゼンショーは4日続落となり、トモニは増資発表でストップ安となった。

業種別上昇率上位は精密、電力ガス、証券、輸送用機器、電機で、下落業種はなし。(W)

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