大引けの日経平均は23,354.40円の54.31円高、TOPIXは1,713.36ポイントの1.95ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,308、値下がり銘柄数は737。出来高は10億5,492万株、売買代金は1兆7,909億円。
米中協議の進展期待は支えとなったが、今晩の米国雇用統計の発表を控え、薄商いで上げ幅も小幅だった。
こうした中、前日に引き続き経済対策による国土強靭化関連が物色され、不動テトラなどの建設株が高く、建設コンサルタントのいであは大幅続伸となり、日本工営は急騰した。
その他、5G関連の村田製作と太陽誘電も続伸となり、第一工業製薬(4461)は5G関連製品の基板に使われる光硬化樹脂用材料の専用プラントを新設すると報じられ、値を飛ばした。
一方、ソニーやトヨタは小幅安で、武田薬品や塩野義製薬は安い。
10月の消費支出が前年同月比5.1%減少だったため、すかいらーくやジョイフル本田など消費関連の一角は敬遠された。
業種別上昇率上位は証券、建設、鉄鋼、ガラス土石、繊維で、下落率上位はゴム、水産農林、鉱業、紙パルプ、空運。