TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/大引け] 週末要因で薄商いとなりしぼんだ。任天堂やエムスリーが買われ、日本ペイントはウットラムが親会社になることで上昇。マザーズは好調
速報・市況2020年8月21日

☆[概況/大引け] 週末要因で薄商いとなりしぼんだ。任天堂やエムスリーが買われ、日本ペイントはウットラムが親会社になることで上昇。マザーズは好調

大引けの日経平均は22,920.30円の39.68円高、TOPIXは1,604.06ポイントの4.86ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,330、値下がり銘柄数は718。出来高は9億1,028万株、売買代金は1兆6,777億円。
米ファイザーと独ビオンテックが新型コロナウイルスワクチンを10月にも申請する方向が好感され、日経平均は朝方反発したが、週末要因で買いが続かず、薄商いでしぼんだ。
こうした中、任天堂は堅調で、遠隔面会システムのエムスリーとふるさと納税サイトのチェンジも高かった。
通信計測機器メーカーの米キーサイトの業績がアナリスト予想を上回ったため、アンリツには連想買いが入った。
日本ペイント(4612)はシンガポールのウットラムグループに第3者割当増資を行い、ウットラムの出資比率が39.54%→58.69%に引き上げられることで上昇した。
半面、ソフトバンクグループやソニー、キーエンス、ファナックはさえず、リクルートは売られた。タケエイは公募増資と株式売出を発表したため大幅安となった。

東証1部は手控えムードが強かったが、東証マザーズ市場は好調だった。
直近新規公開株のT&Sが連日の高騰となり、9営業日で初値の3.2倍となった。
コマースOneは「テンバガー」候補の期待で3日連続ストップ高。
リファインバースは三菱ケミカルと資本業務提携しストップ高。

東証1部の業種別上昇率上位はその他製品、空運、鉄鋼、ゴム、精密で、下落率上位は石油、海運、銀行、食品、水産農林。

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