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速報・市況2023年12月1日

☆[概況/大引け] FRB議長の発言を控えもみ合い。レーザーテックとセブン&アイは高い

大引けの日経平均は55円安の3万3,431円、TOPIXは7ポイント高の2,382ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は761、下落銘柄数は845。出来高は13億6,318万株、売買代金は3兆4,666億円。
本日の米国では、パウエルFRB議長がジョージア州アトランタのスペルマン大学での討論会に参加する予定で、市場の利下げ観測を牽制するのではないかという見方から、日経平均はもみ合いとなった。
ただ、こうした中でレーザーテックは11月24日に発表したEUV光を使ったフォトマスク欠陥検査装置の新製品を受けて、証券会社からの目標株価引き上げが相次ぎ4日続伸となった。
セブン&アイ(3382)は自社株買い発表が好感された。
商社に買いが入り、円高だったが自動車株も堅調だった。
反面、政府クラウド関連のさくらインターネットは続落となった。
NTT法が2025年をめどに廃止され、NTTの経営の自由度が増すと、楽天モバイルは不利になるという見方から楽天グループは下落した。
ソシオネクストは調整が継続した。

業種別上昇率上位は卸売、倉庫運輸、輸送用機器、銀行、建設で、下落率上位はサービス、精密、情報通信、電機、空運。(W)

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