9時11分時点の日経平均は1,633円安の3万6,500円、TOPIXは112ポイント安の2,592ポイント。
米国株反落が響き、日経平均は続落の始まりで、全面安。
米国でエヌビディアやAMDが売られたため、半導体関連が売られ、キーエンスやSMCなど設備投資関連も安い。

英半導体設計大手アームが慎重な業績見通しを示したため、人工知能(AI)分野へのIT大手各社の投資が実を結ぶには従来の想定より時間がかかるのではないかとの懸念が広がり、1日の米国株式市場で、フィラデルフィア半導体指数(SOX指数)が7.1％急落した。SOX指数の1日の下落率としては、新型コロナウイルスのパンデミックが始まった2020年3月以来の大きさだった。

東証では銀行株や証券、保険といった金融セクターの下げも大きく、商社株も安い。
カゴメは1月に付けた年初来安値を更新した。
一方、日本ハムは第1四半期がアナリスト予想を上回ったことで買われた。
コナミ(9766)が好決算で、JVCケンウッドも決算発表を受けて上昇した。

業種別下落率上位は証券、保険、銀行、卸売、電機で、上昇業種はなし。
（W）