9時9分時点の日経平均は338円高の3万8,698円、TOPIXは19ポイント高の2,750ポイント。
ナスダックが4月11日に付けた最高値を更新したことを受けて、日経平均は続伸の始まり。
東京エレクトロンを始めとした半導体関連が上昇。
ソニーグループ(6758)は、ソニー・ピクチャーズエンタテインメントが、米メディア大手パラマウント・グローバルの買収計画を再考していると報じられた。
5月4日にソニーグループと米投資ファンドが組んで提示した買収額は260億ドル(約4兆円)と報じられため、財務負担からソニーグループは売られた経緯があるが、負担軽減への期待で買戻しが入った。
三菱重工とIHIは、日本政府が日本に駐留する在日米軍の戦闘機に関し、国内で定期的に整備する対象機種を広げ、受け入れ拡大を打診すると報じられたことで買われた。
三越伊勢丹は自社株買いの発表が好感された。
一方、楽天グループは売られ、海運株が安い。
三井海洋開発は、三井E&Sによる株式売出が発表され売り気配となっている。
業種別上昇率上位は電機、銀行、ゴム、輸送用機器、電力ガスで、下悪率上位は繊維、石油、不動産、空運、その他製品。(W)