12時46分時点の日経平均は557円安の4万4,375円、TOPIXは52ポイント安の3,084ポイント。
ヘグセス米戦争省長官は9月30日の演説で、「真の軍事能力を備えた同盟国が必要」と述べ、日本を含む同盟国に防衛費増額を強く求める姿勢を示した。
だが、10月1日の東証では三菱重工を始めとした防衛関連は売られた。
三菱重工(7011)の場合は、子会社の三菱ロジスネクストを投資ファンドの日本産業パートナーズ(JIP)に売却すると発表し、事業再編損失300億円による業績予想の下方修正を行ったことで売られた。
日銀短観で業況判断は改善したものの、予想の範囲内だったことで、日銀の利上げが加速するという見方には至らず、銀行株は下落した。
昨年に比べると円高で、インバウンド需要が損なわれるという懸念から、パン・パシフィック・インターナショナルが安い。
一方、ゼンショー(7550)が買われた。
島津製作所は半導体製造装置向けターボ分子ポンプ(TMP)事業を拡大すると報じられたことで高い。
業種別下落率上位は不動産、銀行、ノンバンク、倉庫運輸、証券で、上昇は医薬品。(W)