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速報・市況2021年6月30日

☆[概況/後場寄り] プライム市場の浮動株比率が警戒され、ファーストリテイリングは安い

12時39分時点の日経平均は11円高の2万8,824円、TOPIXは0.9ポイント高の1,950ポイント。
本日は東証の新市場区分の上場維持基準適合を確認する基準日となっている。
本日の終値に、厳しい基準で計算される直近期末の流動株数を掛けた流通時価総額が計算される。
日経平均はプライム市場銘柄に限定されるが、プライム市場の浮動株比率の条件は35%となっていて、ファーストリテイリング(9983)と中外製薬は満たしていないため、除外される可能性がある。
中外製薬は新型コロナウイルス感染症の治療薬を承認申請したことで本日は上昇しているが、ファーストリテイリングは安い。
プライム市場の浮動株比率を満たすためには、大株主による株式放出や増資が実施される可能性がある。
日経平均はもみ合い。エムスリーが買われ、NECとKDDIが高い。
一方、コマツは前場に年初来安値を更新した。
日東紡は株式売出を発表したことで下落している。
業種別上昇率上位はゴム、金属、情報通信、サービス、ノンバンクで、下落率上位は小売、鉄鋼、空運、海運、精密。(W)

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