12時47分時点の日経平均は224円安の2万6,283円、TOPIXは9ポイント安の1,898ポイント。
後場の日経平均は前引けに比べてやや下げ幅を縮めた。
今晩の米国で発表される11月のPCEコアデフレーターは、市場予想では前年同月比4.7%上昇だが、9月の5.2%上昇、10月の5.0%上昇に続き、インフレ率が鈍化していることが期待されている。
クリスマス休暇が明ければ、海外投資家の買いが入るという見方に対して、12月31日に発表される中国国家統計局による12月の製造業購買担当者景気指数と、1月2日に発表される中国財新による12月の製造業購買担当者景気指数が悪化していそうなため、注意を要するという見方がある。
中国でもm-RNAワクチンの生産工場が建設されているが、量産体制には至っていない。PCR検査場は撤去された一方で、抗原検査キッドは品切れとなり、解熱剤などの医薬品も入手が困難となるなど混乱が発生しているため、感染者は大きく増加している可能性が高いと不安視されている。
大阪チタニウム(5726)が下げ幅を拡大し、FOOD&LIFEやエーザイが安い。
一方、MS&ADは上げ幅を広げ、スノーピークが続伸となっている。
業種別下落率上位は海運、非鉄、不動産、輸送用機器、精密で、上昇は電力ガス、保険、銀行、ノンバンク、石油。(W)