TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/後場寄り] 前引けに比べて上げ幅を縮めた。全人代を控え、中国関連が上昇
速報・市況2024年3月4日

☆[概況/後場寄り] 前引けに比べて上げ幅を縮めた。全人代を控え、中国関連が上昇

12時38分時点の日経平均は219円高の4万128円、TOPIXは1ポイント安の2,707ポイント。
みずほ証券では、日経平均は史上最高値を更新したが、円安を伴っているし、S&P500指数も史上最高値を更新しているため、MSCI ACWIに占める日本株比重は上がっておらず、2月29日の銘柄入れ替えで、日本株はネットで7銘柄削除されたと解説。
そして、次回5月の定期見直しでも、円安傾向と中型株のアンダーパフォームが続けば、日本株の銘柄数がさらに減らされる恐れがあると述べている。
日経平均の銘柄定期入れ替えの発表は、昨年は3月3日で3銘柄が入れ替えられた。
今回については、ソシオネクスト、ディスコ、ZOZOの採用と、宝HD、大平洋金属、住友大阪セメントの除外をメインに予想しているが、良品計画が新規採用される可能性も少しあるとコメントした。

後場の日経平均は前引けに比べて上げ幅を縮めた。
アドバンテストやルネサスエレクトロニクス、SUMCOは買われ、中国の全人代が明日開幕することから中国関連の安川電機(6506)とTOTOが堅調。
一方、DeNAが売られ、ヤマトHDが安い。

業種別上昇率上位は紙パルプ、鉱業、電機、不動産、精密で、下落率上位は海運、ゴム、空運、倉庫運輸、陸運。(W)

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