12時37分時点の日経平均は305円安の3万9,680円、TOPIXは9ポイント安の2,822ポイント。
トランプ関税の引き上げ示唆が警戒され、日経平均は続落となっている。
ただ、明日(7月3日)を大引けにかけては、日経平均のリバランスに伴う買いを期待する見方もある。
日経新聞社は6月20日に、日経平均からNTTデータを削除し、ロームを採用することを発表した。これが7月3日の大引け実施される。
大和証券によると、これまでの分割の経緯を反映し日経平均型ファンドはNTTデータ
株を通常の5倍の株数を持っているという。単価約4000円×5倍で約2万円のNTTデータ株を売って、1株1800円程度のローム株を買ってもお釣りがくる。
その結果、残りの日経224銘柄に広く薄く資金を再配分し、その金額が4000億円以上になる計算で、7月3日の大引けにかけて期待できるという。
後場の日経平均は前引けに比べて下げ幅を縮めた。
任天堂やテルモが安い。
一方、ダイキン工業が買われ、日本ハム(2282)が高い。
業種別下落率上位はその他製品、非鉄、精密、機械、保険で、上昇率上位は空運、不動産、鉱業、海運、ゴム。(W)