12時41分時点の日経平均は107円安の3万7,638円、TOPIXは22ポイント安の2,762ポイント。
後場の日経平均は前引けに比べて、下げ幅を広げた。
日本郵政(6178)が下落。傘下に日本郵便が配達員の酒気帯びの有無を確認する法定点呼業務を適切に実施していなかったため、国土交通省が、バンやトラック約2500台による貨物運送事業の許可を取り消す方針を固めたと報じられた。
第一三共や中外製薬が安い。
一方、アドバンテストが買われている。
中国のDeepSeekが5月29日に「R1」よりも大幅に性能を改善させた「R1-5028」を発表した。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券は、近い将来に「R2」の登場も期待されると述べ、「R1」は米エヌビディア製のGPUに依存していたが、「R2」は中国ノファーウェイの製品を使用している模様と解説した。
そして、軽量、高性能、低コストな生成AIを開発できれば、AIの活用の裾野が広がり、関連する製造装置にも恩恵があると指摘し、ディスコやアドバンテストへの「Overweight」を再確認した。
能美防災が年初来高値を更新した。
業種別下落率上位は海運、石油、輸送用機器、サービス、銀行で、上昇は金属、陸運、倉庫運輸。(W)