12時44分時点の日経平均は200円高の3万3,237円、TOPIXは15ポイント高の2,393ポイント。
JPモルガンでは、ポートフォリオのリスク分散を目的としたグローバル投資家の新規マネーが流入している可能性も疑われると解説している。
サウジとロシアの原油減産延長を受け、インフレ警戒から米国長期金利が上昇し、ドルが買われ、円相場は1ドル=147円台の円安となっている。
トヨタは今期営業利益計画が為替前提が1ドル=125円で3兆円(前期比10.1%増)だが、1円の円安で営業利益は約500億円増えるので、1ドル=147円なら、4兆1,000億円(同50%増)と期待された。
ホンダや日産、マツダ、三菱重工と川崎重工も高い。
相場上昇を受けて、野村HD(8604)が年初来高値を更新した。
反面、円谷フィールズやサンリオが安い。
業種別上昇率上位は証券、輸送用機器、鉱業、保険、銀行で、下落率上位は倉庫運輸、海運、紙パルプ、陸運、医薬品。(W)