12時39分時点の日経平均は19,021.76円の357.16円高、TOPIXは1,425.82ポイントの26.50ポイント高。
本日は3月末権利付き最終売買日で、来週月曜日の日経平均の配当落ち分は180円程度と見られている。
なお、大和証券の解説によると、日本では年度末にはETFの配当落ち分を先物でカバーするため、本日の引け際から来週月曜日にかけて7,500億円程度の先物買いが期待されるという。そして、その後の4月の新年度資金、季節的にも外国人買いなどを見込んでいるとのこと。
後場の日経平均は前引けに比べて堅調度合いを増している。
トヨタやソニーが買われ、在宅勤務で通信量が増えるため恩恵を受けるという期待からNTTとNTTドコモも高い。基幹業務ソフトのオービックも上昇している。
配当取りの動きから東京ガスなど電力株が堅調。
メニコン(7780)はみずほ証券による格上げで買われた。
一方、セブン&アイやゼンショーは安い。
春休み終了後に学校が再開されるため、自宅学習関連で買われていた学研は手仕舞い売りに押されている。
業種別上昇率上位は精密、電力ガス、医薬品、保険、金属で、下落は石油、空運、海運、鉱業、保険。