10時3分時点の日経平均は190円安の3万9,084円、TOPIXは12ポイント安の2,691ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は900、下落銘柄数は679。出来高は6億6,845万株、売買代金は1兆3,679億円。
日経平均は寄り後下げ幅を縮めた場面もあったが、戻り売りに押された。
3万9,000円を下回った場面もあったが、大台の水準では下値抵抗を見せている。
ファーストリテイリングが売られ、京セラやTDKが安い。
エムスリー(2413)は7~9月期の営業利益がアナリスト予想を大幅に下回ったことで大幅安。コロナ禍で医師を直接訪問できない医薬品メーカーが、エムスリーのツールやサービスを使用していたが、元に戻す「揺り戻し」が大きいという。
一方、アドバンテストが買われ、いちよし経済研究所も自社株買いの発表が好感された。
三菱自動車は減益決算だったが、アナリスト予想よりは営業利益が多かったため買われた。
業種別下落率上位は電機、紙パルプ、鉄鋼、情報通信、医薬品で、上昇率上位は金属、海運、電力ガス、水産農林、保険。(W)