10時5分時点の日経平均は628円高の4万79円、TOPIXは36ポイント高の2,743ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,060、下落銘柄数は529。出来高は5億7,031万株、売買代金は1兆4,110億円。
米国の利下げ開始の後ずれ懸念が緩和したことや、日本で4月下旬から本格化する決算発表時に株主還元の発表も増えるという期待から日経平均は反発し、一時4万243円(791円高)となった。
MURUWA(5344)はゴールドマン・サックスが新規に「買い」と発表し、ソシオネクストはモルガン・スタンレーによる投資判断引き上げで急騰した。
三菱UFJやトヨタ、伊藤忠が高い。
花王は香港の投資ファンドのオアシス・マネジメントが潜在価値を最大限に発揮するため、5点を要求したことで買われた。グローバルな経験を有する最高マーケティング責任者の起用や低採算のブランドおよび商品数を削減することなどを求めた。
一方、ユナイテッドアローズは続落となった。

業種別上昇率上位は非鉄、電力ガス、輸送用機器、鉱業、ガラス土石で、下落は水産農林、空運。（W）