10時0分時点の日経平均は102円安の3万3,344円、TOPIXは9ポイント安の2,372ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は859、下落銘柄数は728。
出来高は3億7,361万株、売買代金は9,830億円。
日経平均は続落。
前日の米国で10月の新築一戸建て住宅販売戸数が年率換算で前月比5.6％減の67万9千戸となり、市場予想の72万3千戸を下回ったため金利が低下し、ドルが売られた。
円高を受けて、本日の東証ではデンソーや日立が売られ、KOKUSAI ELECTRICも反落した。
第一三共が開発した新型コロナウイルスのオミクロン株派生型に対応したワクチンが、厚生労働省の専門部会で了承されたため、近く承認される。だが、新型コロナに対する警戒感が低下しているため、好材料視はされず下落した。
一方、ルネサスエレクトロニクスはJPモルガンが「Overweight」再開で高い。双日は中期経営計画で買われた。
さくらインターネット(3778)が急騰した。自治体がもつ個人情報などを管理する政府クラウドを巡り、デジタル庁は新しい提供事業者としてさくらインターネットを選定したと発表した。

業種別下落率上位は海運、空運、医薬品、保険、証券で、上昇率上位は紙パルプ、水産農林、鉱業、鉄鋼、石油。（W）