10時0分時点の日経平均は168円安の3万2,249円、TOPIXは14ポイント安の2,228ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は356、下落銘柄数は1.415。出来高は5億630万株、売買代金は1兆5,057億円。
日経平均は寄り付き直後に付けた361円高の3万2,780円と高値に値を消し、下落に転じた。
SQ値は市場推計で3万2,484.24円。
円相場が1ドル=137円台に入っていることが重しとなり、日経平均は下落した。
インフレファイターだったセントルイス連銀ブラード総裁の辞任も円高要因。
来週(17日~21日)はドイツで重要経済統計の発表がほとんどないので、ドル安が続く可能性が高いとSMBC日興証券は解説している。
アドバンテストや川崎汽船が買われ、SHIFT(3697)は好決算で大幅高となっている。
久光製薬が自社株買いが好感された。
ファーストリテイリングは買いが続かず反落した。海外ユニクロ事業を軸に順調な業績だが、概ね想定線との印象と野村証券では述べている。
セブン&アイは第1四半期が営業減益だったことで売られた。
業種別下落率上位は電力ガス、小売、保険、卸売、空運で、上昇は海運、ノンバンク、証券、鉱業。(W)