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速報・市況2023年11月28日

☆[概況/2時] 下げ幅を縮小。ゴムや紙パルプが高い

2時9分時点の日経平均は34円安の3万3,412円、TOPIXは6ポイント安の2,375ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は956、下落銘柄数は648。出来高は8億6,935万株、売買代金は2兆2,188億円。
日経平均は3万3,300円近辺では下げ渋りを見せたため、下げ幅を縮めた。
上海株が小反発となったが、習近平国家主席が28日に上海の複数のテクノロジー企業を訪問する予定と報じられたことを受けて、半導体メーカーが買われた。
一方、香港株は3日続落だが、AI関連のセンスタイムは、空売り投資家のグリズリー・リサーチから売上高を水増ししており、中核事業は採算割れしているというレポートが発表されたため売られた。
東証ではシャープはJPモルガンが「Underweight」に引き下げたため下落した。鴻海との連携については前向きに評価するものの、業績の立て直しには大型ディスプレイの抜本的改革や中小型ディスプレイの販路拡大が焦点で、当面は慎重に注視する必要があると述べている。
ファンサイト運営のエムアップは年初来安値を更新した。
一方、横浜ゴム(5101)や住友ゴムが上昇。
円高メリットの紙パルプ株が高い。

業種別下落率上位は保険、証券、海運、空運、輸送用機器で、上昇率上位は紙パルプ、水産農林、ゴム、鉱業、石油。(W)

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