TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 世界景気悪化への警戒から大幅安。海運や設備投資関連が安い
速報・市況2023年12月7日

☆[概況/2時] 世界景気悪化への警戒から大幅安。海運や設備投資関連が安い

2時5分時点の日経平均は615円安の3万2,830円、TOPIXは29ポイント安の2,357ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は252、下落銘柄数は1,377。出来高は10億4,318万株、売買代金は2兆4,761億円。
日経平均は本日の安値圏での取引となっている。
昨日は欧米が来年前半に利下げするという見方から大幅高となったが、本日は米国の景気悪化と中国経済への不安で大幅安となっている。
米国のウォルマートの幹部は、家計の逼迫で顧客が支出に一段と慎重になっており、来年の消費行動の予測が難しくなっているとの考えを示した。
富士通ゼネラルが年初来安値を更新。
景気敏感セクターの海運株が安く、設備投資関連のミスミ(9962)は前場に比べて下げ幅を拡大した。
中国関連の宮越HDが売られた。
一方、国際航空運送協会(IATA)が6日に、堅調な航空需要から2024年の旅客数が新型コロナウイルスの感染拡大前の2019年に記録した45億人を超え、過去最多となる約47億人に上るとの見込みを発表したため、日本航空とANAは値上がりとなっている。
JR九州など電鉄株の一角も高い。

業種別下落率上位は海運、鉱業、電機、非鉄、機械で、上昇は電力ガス、空運、保険、銀行。(W)

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