2時0分時点の日経平均は104円高の2万8,965円、TOPIXは0.6ポイント高の1,957ポイント。東証1部の値上がり銘柄数は951、値下がり銘柄数は1,097。出来高は6億9,574万株、売買代金は1兆5,880億円。
国内で新型コロナワクチンを少なくとも1回接種した人は、6日時点で1,294万人となり、総人口の10％を超えた。
経済活動再開期待で、9日の相場は外食産業のすかいらーくやウェディング関連のテイクアンドギヴニーズが買われたが、10日はこれらが反落し、再びレーザーテックや東京エレクトロンなど半導体関連が物色されている。
中国の価格抑制策が警戒され、調整が続いていたJFE(5411)や日本製鉄といった鉄鋼株も落ち着きを見せている。
エーザイは反落したが、塩野義製薬や大日本住友製薬は高い。
一方、ルネサスエレクトロニクスは公募価格が決定したが、アク抜け感とはならず株価は下落した。
業種別上昇率上位は海運、精密、紙パルプ、鉄鋼、ガラス土石で、下落率上位は水産農林、その他製品、鉱業、建設、空運。(W)