2時3分時点の日経平均は86円安の2万6,920円、TOPIXは8ポイント安の1,886ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は446、下落銘柄数は1,287。出来高は6億9,041万株、売買代金は1兆7,593億円。
日経平均は小幅安で推移。
JR東海は10月1~19日の東海道新幹線の利用者数が、新型コロナウイルス禍前の2018年度の同時期の75%だったと発表したが、やや物足りないという見方から売られ、インバウンド関連が総じて軟調となった。
なお、ワクチン関連の塩野義製薬と明治HDも安く、明治HDは年初来安値を更新。
一方、ダブル・スコープ(6619)は急騰。フランスの経済・財務省から、ダブル・スコープとアルテオ社は大臣立会いの下、電気自動車向け電池用セパレータの共同建設に関する合意に調印した発表されたことで注目された。
9月の消費者物価は前年同月比3.0%上昇となり、食品全体では4.2%の上昇だった。食パンが14.6%、チョコレートが8.6%。ハンバーガーは11.2%。
ロシアによるウクライナ侵攻で、輸送ルートを変えたサケは26.8%の値上がりとなり、生鮮魚介の値上がりですしも9.4%上昇となった。
こうした中、回転すしは物価高の中でも家族で安価に食べられるという見方から「スシロー」を運営しているFOOD&LIFEとくら寿司が物色された。
業種別下落率上位は空運、陸運、倉庫運輸、非鉄、鉄鋼で、上昇は石油、鉱業、電機、銀行、海運。(W)