TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 後場寄りは上げ幅を縮めたが、その後、前引け水準に戻した。アビガン関連のカネカが高い
速報・市況2021年2月22日

☆[概況/2時] 後場寄りは上げ幅を縮めたが、その後、前引け水準に戻した。アビガン関連のカネカが高い

2時5分時点の日経平均は30,230.04円の212.12円高、TOPIXは1,942.35ポイントの13.40ポイント高。東証1部の値上がり銘柄数は1,613、値下がり銘柄数は493。出来高は9億3,273万株、売買代金は1兆7,651億円。
後場寄りの日経平均は上げ幅を縮めたが、その後持ち直し、前引けとほぼ同じ水準で取引されている。
SMBC日興証券では、新たな中期的な上昇波動へ移行したと見ているが、短期的にみると、一部の値がさ株主導で指数だけが押し上げる、いびつな上昇になり始めており佳境に入っていると指摘している。
3月頃にかけて30,730~32,000円処へ一時的に駆け上がる可能性も考えられるが、3月にはいったん天井を打ち、その後は急激な反動安が生じる可能性があることには留意する必要があると解説している。
東京エレクトロンが本日の高値圏で推移し、住友鉱山も高い。
富士フイルムが新型コロナウイルス感染症治療薬候補として「アビガン」の治験を再び実施すると報じられたことで、アビガンの原薬を供給するカネカ(4118)が買われた。
一方、NTTとKDDIが値下がりとなっている。
業種別上昇率上位は空運、海運、非鉄、金属、鉱業で、下落は精密、その他製品、医薬品、食品。

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