TOP  NSJショートライブ  速報・市況  ☆[概況/2時] 本日の高値圏で推移。三井化学が買われ、不動産株が高い。三菱商事は下落
速報・市況2022年11月8日

☆[概況/2時] 本日の高値圏で推移。三井化学が買われ、不動産株が高い。三菱商事は下落

2時6分時点の日経平均は372円高の2万7,900円、TOPIXは24ポイント高の1,958ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,445、下落銘柄数は322。出来高は9億5,167万株、売買代金は2兆3,561億円。
クレディ・スイスでは、米国の上院は行政府と連邦裁判所の主要な役職に対する大統領による指名を再検討し、承認または拒否する権限を持つため、共和党が支配した場合、承認待ちのバイデン大統領による指名は阻止されるリスクに晒される可能性が高いだろうと解説している。
共和党支配の議会となった場合、バイデン大統領が掲げる新たな財政支出や税制改正が実現する可能性は非常に低いと指摘。
予算に圧力が加わる可能性が高いのは、来秋の債務上限の引き上げめぐる争いで、債務上限の引き上げに対する追加条項として、共和党議会は2017年の税制改革法案の減税条項の延長を求める可能性もあるだろうと予想している。

後場の日経平均は本日の高値圏で推移。
三井化学は業績上方修正と自社株買いの発表が好感された。
半導体商社のマクニカ(3132)が年初来高値を更新。
三井不動産などの不動産株は決算発表を控え、先回り買いが入った模様。
一方、三菱商事は業績予想を上方修正したが、アナリスト予想に届かず下落した。

業種別上昇率上位は保険、海運、不動産、化学、鉱業で、下落は空運、ノンバンク、陸運。(W)

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