2時5分時点の日経平均は108円高の3万6,927円、TOPIXは10ポイント高の2,704ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は816、下落銘柄数は744。出来高は11億5,377万株、売買代金は2兆9,174億円。
EUとカナダからの報復関税に対して、トランプ大統領はさらに応酬することを表明したため、互いに疲弊することが警戒され、日経平均は上げ幅を縮めた。
大和総研では「トランプ2.0」により、対日関税の引き上げで日本のGDPは最大1.8%程度押し下げられるが、加えて、米国経済とその他の日本の輸出相手国の経済が停滞することで、GDPの下押し圧力は最大3.6%程度に拡大すると予測している。
三井住友は値保ちが良く、半導体シリコンウェハー研磨材料の扶桑化学(4368)が買われている。
ソフトバンクグループと任天堂、ソニーグループは伸び悩んだ。
SCREENは反落し、村田製作所が安い。
業種別上昇率上位は石油、保険、銀行、鉱業、海運で、下落は輸送用機器、空運、食品。(W)