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速報・市況2022年12月5日

☆[概況/2時] 香港株が大幅反発となり、海外投資家の関心が奪われた日本株は小動き

【訂正】後場寄りの概況で、中国財新11月サービス部門PMIを4.67と記しましたが、46.7の誤りです。お詫びして訂正いたします。

2時0分時点の日経平均は1円安の2万7,773円、TOPIXは10ポイント安の1,943ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は499、下落銘柄数は1,268ポイント。出来高は7億4,118万株、売買代金は1兆8,314億円。
日経平均は先週金曜日の終値水準で膠着状態。
中国では北京や上海で5日から地下鉄や路線バスの利用者にPCR検査の陰性証明の提示を求めないようにするなど、当局が行動制限を緩和していることを受けて、香港株は大幅反発となり、上海株も反発している。

みずほ証券では最近はハンセン指数が反発しており、ヘッジファンドなど海外投資家の短期筋の関心はアジアの中では日本市場ではなく香港市場に向いていると思われると述べ、今週は週末に12月SQ、来週に米国で消費者物価とFOMCを控えていることもあり手仕舞い売りが優勢になりやすいと予想している。

後場の相場は中国関連のファナック(6954)は上げ幅を拡大し、SMCも高く、鉄鋼株も買われている。
一方、東京エレクトロンが売られ、1ドル=134円台の円高で日産自動車が調整している。
メタウォーターが年初来安値を更新。

業種別上昇率上位は鉄鋼、鉱業、空運、小売、繊維で、下落率上位は電力ガス、海運、水産農林、精密、不動産。(W)

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