1月12日の米国株式市場でNYダウは3日続伸、ナスダックは5日続伸。
12月の消費者物価指数が前年同月比6.5%上昇し、市場予想と一致したが、11月の7.1%上昇からは鈍化した。前年比のピークは6月の9.1%上昇。
フィラデルフィア地区連銀のハーカー総裁は講演で、「今年もあと数回は利上げを行うだろうが、一度に0.75%の利上げを行う時代は確実に終わったと思う。今後は0.25%の利上げが適切だろう」と述べた。
NY証券取引所では、ディズニーやボーイング、セールスフォースが買われ、ディフェンシブ株のコカコーラは売られた。
ナスダックではエヌビディアやAMD、メタプラットフォームズが買われ、ペプシコが下落。
NYダウ工業平均は前日比216ドル(0.64%)高の34,189ドル。ナスダック総合指数は前日比69ポイント(0.64%)高の11,001。S&P500指数は前日比13ポイント(0.34%)高の3,983。
NYダウ採用銘柄はディズニー、セールスフォース、ボーイングなどが買われ、コカコーラやウォルグリーン、ウォルマートなどが売られた。上昇は19銘柄、下落は11銘柄。