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概況/米国市場2023年1月20日

☆1月19日の米国株式市場は続落。週間の新規失業保険申請件数が予想外の減少

1月19日の米国株式市場でNYダウは3日続落、ナスダックは続落。
週間の新規失業保険申請件数が前週比1万5千件減少し19万件となり、市場予想の21万4千件を下回った。
企業から大量解雇が相次ぎ発表されているのに、新規失業保険申請件数が減少したため、労働需要が強いことから、FRBは賃金インフレを抑制するために金融引き締めを長期化し、その結果、景気が冷え込むと市場では警戒された。

証券のチャールズ・シュワブが売られ、P&Gやホームデポ、キャタピラーといった消費関連や景気敏感セクターが下落した。
医療保険のユナイテッドヘルスは上昇。

ナスダックではテスラやエヌビディア、ネットフリックスが売られ、メタプラットフォームズとアルファベットは買われた。

NYダウ工業平均は前日比252ドル(0.76%)安の33,044ドル。ナスダック総合指数は前日比104ポイント(0.96%)安の10,852。S&P500指数は前日比30ポイント(0.76%)安の3,898。
 
NYダウ採用銘柄はホームデポ、3M、アメリカン・エキスプレスなどが売られ、ユナイテッドヘルスやメルク、シェブロンなどは買われた。上昇は11銘柄、下落は19銘柄。

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