1月5日の米国株式市場は反落。
企業向け給与計算サービスのオートマチック・データ・プロセッシング(ADP)が発表した12月の全米雇用報告で、民間部門雇用者数が前月比23万5千人増加し、市場予想の15万人増を大きく上回った。
こうした労働需給の逼迫がインフレ上昇を長期化させ、金融引き締めが長引くと警戒された。
ユナイテッドヘルスやセールスフォースが売られ、原油先物の反発を受けてエクソン・モービルは買われた。
ナスダックではテスラやマイクロソフト、アマゾン、エヌビディアが売られ、TモバイルUSは上昇。
NYダウ工業平均は前日比339ドル(1.02%)安の32,930ドル。ナスダック総合指数は前日比153ポイント(1.47%)安の10,305。S&P500指数は前日比44ポイント(1.16%)安の3,808。
NYダウ採用銘柄はウォルグリーン、マイクロソフト、ユナイテッドヘルスなどが売られ、シェブロンやメルク、ベライゾンなどが買われた。上昇は7銘柄、下落は23銘柄。