10月10日の米国株式市場は4日続落。
NYダウは反発して始まったが、ウクラナイ戦争激化と対中半導体輸出規制が警戒され、リスクオフの動きで売られた。
ユナイテッドヘルスやエクソンモービル、バークシャーが売られ、メルクは買われた。
バイデン政権は7日、半導体関連製品の中国への輸出規制を強化する新たな措置を発表した。米政府が指定する中国企業に輸出する場合、商務省の許可が必要になる。人工知能(AI)やスーパーコンピューターに使われ、ミサイルなどの兵器にも転用できる製品が対象となる。
ナスダックは取引開始から売られ、マイクロソフトやエヌビディアが安い。
NYダウ工業平均は前日比93ドル(0.32%)安の29,202ドル。ナスダック総合指数は前日比110ポイント(1.04%)安の10,542。S&P500指数は前日比27ポイント(0.75%)安の3,612。
NYダウ採用銘柄でセールスフォース、マイクロソフト、ディズニーなどが売られ、ウォルグリーン、メルク、ボーイングなどが買われた。上昇は13銘柄、下落は17銘柄。