10月2日の米国株式市場は3日ぶりに反落。トランプ大統領の新型コロナウイルス感染と9月雇用統計で非農業部門雇用者数が前月比66万1千人の増加に留まり、8月の148万9千人増から大幅に減速し、市場予想の85万人も下回ったため、NYダウは一時433ドル安となった。
その後、追加経済対策への期待で上昇に転じた場面もあったが、週末の手仕舞いが影響し終盤に再度、下落した。
ナスダックではテスラやエヌビディア、ネットフリックス、アップル、アマゾンなどが売られた。
NYダウ工業平均は前日比134.09ドル安(0.48%安)の27,682.81ドル。ナスダック総合指数は前日比251.49ポイント安(2.22%安)の11,075.02。S&P500指数は前日比32.38ポイント安(0.96%安)の3,348.42。
NYダウ採用銘柄はアムジェン、アップル、マイクロソフトなどが売られ、ダウやキャタピラー、マクドナルドなどは買われた。指数を構成する30銘柄中、下落は16銘柄、上昇は13銘柄。