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概況/米国市場2022年10月27日

☆10月26日の米国株式市場は、カナダの利上げ幅が好感されたが、マイクロソフトやボーイングの下落が響いた

10月26日にカナダ中央銀行が0.5%の利上げを発表し、市場予想の0.75%を下回った。
FRBも利上げ幅を緩めるという思惑から、米国長期金利が低下したため、NYダウは前半に335ドル高となったが、マイクロソフトやボーイングの下落が影響し、もみ合いとなった。
ナスダックは大幅反落。

ナスダック上場でNYダウに採用されているマイクロソフトは10~12月期の売上高見通しがアナリスト予想を下回ったことで売られた。
ボーイングは7~9月期決算が2四半期ぶりの赤字となり下落した。
一方、ビザは7~9月期決算がアナリスト予想を上回り、自社株買いと増配も発表したことで買われ、マスターカードも連想買いが入った。

ナスダックではマイクロソフトの他に、グーグル親会社のアルファベットがアナリスト予想を下回る決算で大幅安となった。
メタプラットフォームズやアマゾンも安い。

NYダウ工業平均は前日比2ドル(0.01%)高の31,839ドル。ナスダック総合指数は前日比228ポイント(2.04%)安の10,970。S&P500指数は前日比28ポイント(0.74%)安の3,830。
  
NYダウ採用銘柄はビザ、3M、アムジェンが買われ、ボーイングとマイクロソフト、セールフォースは売られた。上昇は21銘柄、下落は8銘柄。

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