10月5日の米国株式市場は反発。
9月のISM非製造業指数が61.9と8月の61.7からやや上昇し、市場予想の60.0を上回ったことが好感された。
その他、与党民主党内で中道派と左派が財政支出法案の規模を巡り、対立しているが、歩み寄りの兆しも期待された。これは民主党内の路線対立で暗礁に乗り上げているバイデン大統領のインフラ投資法案の成立にも寄与する。
バンク・オブ・アメリカやゴールドマン・サックスなどの金融株が買われ、スクエアやオラクル、クラウドフレアといったハイテク株も買われた。
ナスダックではフェイスブックとネットフリックスが上昇。
NYダウ工業平均は前日比311ドル(0.92%)高の34,314ドル。ナスダック総合指数は前日比178ポイント(1.25%)高の14,433。S&P500指数は前日比45ポイント(1.05%)高の4,345。
NYダウ採用銘柄はゴールドマン・サックス、マイクロソフト、ユナイテッドヘルスが買われ、メルクとIBM、キャタピラーは値下がりとなった。上昇は26銘柄、下落は4銘柄。