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概況/米国市場2022年12月29日

☆12月28日の米国株式市場は下落。中国の医療体制のひっ迫深刻を警戒

12月28日の米国株式市場は下落。
中国は12月7日に新型コロナウイルスの感染対策を緩和した後、各地で感染が急拡大していて、北京や内陸部で重症の患者が増加するなど、医療体制のひっ迫が一層深刻になっていると報じられた。
中国は入国時の隔離措置を1月8日に撤廃するが、感染拡大が続いているためエネルギー需要が落ち込むと警戒され、NY原油先物は続落となり、エクソンモービルが下落。
ディズニーはプライベートエクイティ投資会社TRCキャピタル・インベストメントが株式公開買い付け価格を1株当たり89.15ドルから85.00ドルに引き下げことで売られた。
最大150万株を取得する予定で、発行済み株式の0.1%弱に相当する。
金利上昇でセールスフォースも売られたが、JPモルガンは小幅高となった。
ナスダックではアップルやネットフリックス、モデルナが売られたが、テスラは8日ぶりに反発した。

NYダウ工業平均は前日比365ドル(1.10%)安の32,875ドル。ナスダック総合指数は前日比139ポイント(1.35%)安の10,213。S&P500指数は前日比46ポイント(1.20%)安の3,783。
 
NYダウ採用銘柄はアップルやディズニー、ダウケミカルなどが下落率上位で、上昇はJPモルガンのみ。

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