7月11日の米国株式市場でNYダウは続伸し、最高値を更新し、初の2万7,000ドル台乗せとなった。7月末の利下げ観測に加え、トランプ政権が医薬品業界の「リベート(払戻金)」の慣行廃止に向けた新規則を撤回することで、医療保険のユナイテッドヘルスが買われたことも寄与した。なお、ナスダックは小反落。
NYダウ工業平均は前日比227.88ドル高(0.85%高)の27,088.08ドル。ナスダック総合指数は前日比6.49ポイント安(0.08%安)の8,196.04。S&P500指数は前日比6.84ポイント高(0.23%高)の2,999.91。
NYダウ採用銘柄はユナイテッドヘルス、ゴールドマン・サックス、3Mなどが買われ、メルクやファイザー、ジョンソン&ジョンソンなどが売られた。指数を構成する30銘柄中、上昇は22銘柄、下落は8銘柄。