8月18日の米国株式市場でNYダウは続落。7月27~28日に開催されたFOMCの議事要旨が公表され、終盤に下げ幅を拡大した。
FOMC議事要旨では「大半の参加者が年内に資産購入ペースの減速を開始するのが適切になることはあり得ると判断した」と記されていたため、年内の金融緩和縮小が警戒された。
ワクチンのファイザーが反落し、石油会社のシェブロンとエクソンモービルと資源開発のヴァーレ、金融のゴールドマン・サックスとモルガン・スタンレーなどが売られた。
ホームセンターのロウズとデータ分析のパランティアテクノロジーズは上昇。
ナスダックは3日続落。NYダウと同様、取引終了にかけて売られた。
アップルが売られ、半導体関連のAMDとエヌビディアも安い。
電気自動車のテスラは反発。
シカゴ・マーカンタイル取引所やニューヨーク商品取引所の運営会社であるCMEグループは、シカゴ・オプション取引所を運営するCBOEグローバル・マーケッツの買収交渉を進めていると報じらた。
高寄りしたが、報道を否定したため下落し、NY証券取引所に上場しているCBOEも値下がりとなった。
NYダウ工業平均は前日比382ドル(1.08%)安の34,960ドル。ナスダック総合指数は前日比130ポイント(0.89%)安の14,525。S&P500指数は前日比47ポイント(1.07%)安の4,400。
NYダウ採用銘柄はシェブロンやアップル、IBMなどが売られ、上昇はセールスフォースとホームデポのみ。