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コラム2020年6月13日

【新型コロナウイルス関連ページ】AI予測 影響シナリオ分析

xenoBrainによるAI解析

経済の未来をスコア化するSaaS型AIサービスを展開しているxenodata lab(ゼノデータ・ラボ) 

AI解析ツールの【xenoBrain】で膨大なデータから企業業績や需要動向、素材価格の将来動向についてAIが総合的に評価したスコアを生成。より高度な意思決定のサポートとなるツールを提供しております。

SaaS型AIサービス【xenoBrain】を利用して「新型コロナウイルスの国内上場企業への影響予測」を行い、新型コロナウイルスに関連する国内の状況を鑑み、解析結果の無料公開を行ったところ多方面から大反響を頂きました。

最新回の今回は、アフターコロナの世界経済がわかる必見の50シナリオを分析。アフターコロナ、五輪延期、自動車需要減少、航空機需要減少など新型コロナ関連のシナリオを掲載したレポートを発表。その中から、注目のトピックをピックアップ。今後のアクションを考える一つの指針としてお役立てください。

注目シナリオ「アフターコロナ」*出所:

新型コロナウイルスの流行により働き方や生活様式が急速に変化するなか、アフターコロナの世界経済はどのように変化していくのか。影響シナリオをビジュアライズして読み解いていく。

経済予測サービス『xenoBrain(ゼノブレイン)』の予測分析では、遠隔医療分野やEC市場拡大の影響を受け物流関連での需要増加が期待できる。

一方、テレワークの普及により賃貸オフィスやオフィス設備などオフィス関連の需要減少、居酒屋を始めとした外食関連は家庭消費による食材の価格高騰などのマイナス影響を受け長期的に厳しい予測結果となった。

アフターコロナ時代、注目トピック  

あらゆる領域でオンライン化、遠隔化が加速

新型コロナウイルスの感染拡大の収束後、いわゆる「アフターコロナ」の世界においては、多くの産業領域でオンライン化、遠隔化の進展が予測された。
キャッシュレス決済やECといった既存のオンライン産業において更に需要が高まることが見込まれる。ECは、生活用品やアパレル領域に限らず、生鮮食品や酒類、化粧品や医薬品等の現在は相対的にEC化率の低い領域にも大きく浸透する可能性がある。
感染症対策は社会全体で継続して実施されることが想定され、マスクや消毒液等の衛生用品も底堅い需要を見込む。巣ごもり消費によって需要が急騰した動画ストリーミングサービス、オンラインゲーム、電子書籍等のオンラインコンテンツも引き続き需要が見込まれる。
また、遠隔医療や教育ICTサービスも需要増加が見込まれており、関連各社には増益影響が示唆された。医療や製造業、教育など既存の巨大産業が、オンライン化・デジタル化する流れにあり、経済全体としてDX(デジタルトランスフォーメーション)が大きなトレンドとなる可能性が示唆されている。

一方で、外出自粛・ロックダウン期間の影響により、消費者行動の構造的な変化による減益影響が示唆されている。
テレワークの導入・普及によりオフィス需要は急激な冷え込みが予想され、オフィス賃貸、OA機器、ビルメンテナンス、清掃、警備等の関連業界には減益影響が示された。
また、映画やオフラインでの大規模イベント等のいわゆる「三密」に該当するような産業についても、今後の在り方が問われる形となり、アフターコロナにおいても各社には厳しい状況が続くことが想定される。
外食、海外旅行についても同様に需要の戻りが遅いと見込まれ、幅広い関連企業に減益影響が示唆される結果となった。

増益可能性

外出を敬遠するトレンドは依然として残ることが予想され、内食需要、遠隔医療などが大きなトレンドとしてランクイン。外国人労働者の帰国による人手不足が様々なエリアでオートメーション化を加速させるトレンドに。

減益可能性

テレワーク推進により、オフィスやOA機器、印刷など多くの関連需要が減退。マイナス金利も継続せざるを得ない状況が続き、金融業界にも影響。

注目影響シナリオと影響企業ランキング

次回以降、注目シナリオを取り上げます。

■注目影響予測シナリオと影響企業ランキング
アフターコロナ、五輪延期、医療崩壊、インターネット通信量拡大、オフィス需要減少、航空機需要減少、物流需要減少、途上国新型コロナ感染拡大など

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