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コラム2023年9月19日

【本日のマーケット】9月19日(火)

9月19(火)のマーケット                                                                   

9月18日の米国株式市場は9月19日~20日に開催されるFOMCを控え、保ち合いとなった。政策金利は据え置きが想定されているものの、年内あと1回の追加利上げの可能性を探る上で、政策金利予測分布図の予想中央値や、パウエルFRB議長の会見が見守られている。アップルとビザが反発したが、ボーイングは続落。テスラはゴールドマン・サックスが業績予想を下方修正したことで売られた。NYダウは前日比6ドル(0.02%)高の34,624ドル。NASDAQ総合指数は前日比1ポイント(0.01%)高の13,710。S&P500指数は前日比3ポイント(0.07%)高の4,453。

日経平均は反落。台湾TSMCが装置の納入遅延要請で半導体関連が下落。全米自動車労組のスト拡大計画で米国経済への悪影響も警戒された。中国の反日姿勢により20日の8月訪日外客数も期待できないためOLCなどインバウンド関連も安い。一方、米自動車労組のストによる漁夫の利への期待で自動車株が買われた。中間配当取りで海運は好調を継続。丸三証券は28年3月期まで特別配当実施でストップ高。他の中堅証券も株主還元を発表し買われた。

スタンダード市場では、ホーブが4日続落。Eインフィニティとバリオセキュアは炎暑来安値。一方、日本高周波鋼業は大幅増配期待で続伸となりストップ高。GCジョイコはSBI証券による新規「買い」判断に刺激を受けた。サトー商会は業績予想と配当予想を上方修正し急騰した。

グロース市場では、メドレックスが最終赤字拡大見通しで大幅安となり、トリドリが大幅続落。シーユーシーやノイルイミューン、ビズメイツ、ココペリが安値更新。プロディライトはクラウド電話システムがTOAの音響・放送機器と連携でストップ高。コマースワンは初配当でストップ高。

チャート上では、上下にヒゲを伴う実体線の短い陰線。3万3000円を割り込むことなく底堅く推移。5日移動平均線(3万3085円)がサポートとして機能している。

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「時価総額10兆円」さらなる増加へ
日本証券新聞9月20日(水)紙面1面TOP記事掲載

ホンダ初到達に肉薄 予備軍も続々

時価総額10兆円超え銘柄が急増中。年末ベースで見ると、2018年1銘柄、19年3銘柄、20年5銘柄、21年6銘柄、昨年5銘柄から9月19日前場時点で9銘柄に拡大。他に9兆円台後半の予備軍も3銘柄を数える。6月20日に三菱商事、27日にOLC、7月3日に信越化学が初の10兆円乗せを果たして話題を呼んだが、9月19日に逆行高で最高値を付けたホンダも「初の10兆円」到達(株価5,521円)まで、あと1.8%に迫る場面があった。

海の向こうの米国市場を見ても、6月13日にエヌビディアが初の1兆ドル乗せ、6月30日にもアップルの3兆ドルが話題を呼んでおり、勝ち組銘柄の時価総額膨張はグローバルな傾向と言えるのかもしれない。ちなみに、話題のIPO(新規上場)となった、ソフトバンクグループ子会社のアームも14日の米NASDAQ上場日の立会中には、日本円換算で一時10兆円に到達する場面があった。

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今日の市況概況
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9月19日(火)☆[概況/大引け]

日経平均は反落したが、TOPIXは小幅高に戻した

大引けの日経平均は290円安の3万3,242円、TOPIXは1ポイント高の2,430ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,079、下落銘柄数は704。出来高は17億1,613万株、売買代金は4兆1,962億円。
日経平均は反落したが、TOPIXは小幅高に戻した。

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