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IPO2019年8月27日

新規上場紹介 サイバー・バズ 9月19日、マザーズ ソーシャルメディア通じて事業展開

サイバー・バズ(7069)が9月19日、マザーズに新規上場する。

フェイスブック、インスタグラムなどソーシャルメディアを通じた広告・マーケティング事業を行っている。

2006年にサイバーエージェントの100%子会社として設立。人気ブロガーが企業商品を紹介するサービス「CyberBuzz」(現在のRipre)を開始した。上場前の時点でサイバーエージェント(4751)の保有株比率は16.26%、昨年12月から資本参加したデジタルガレージ(4819)の保有株比率は20.87%。

主力事業は、インフルエンサーサービス。インフルエンサーとは、ソーシャルメディア上においてほかのユーザーへのクチコミなどの影響力が強い人のこと。同社では、インフルエンサーを自社サービスの会員として組織化し、会員に対して顧客企業の商品・サービス体験やイベント招待などの機会を提供。その感想を会員がソーシャルメディア上で発信することで、情報を目にした消費者に顧客企業の商品・サービスなどの価値を伝えるという、マーケティング支援行う。ソーシャルメディアを通じたマーケティング手法は、ユーザー目線での魅力的な写真や体験談などで消費者が企業の商品をより身近に感じることができる。顧客企業は商品のブランディングや認知度の向上が期待できるため、その手法の活用ニーズが高まっている。

インフルエンサーサービスのほかに、顧客企業が公式に運用するソーシャルメディアのアカウントの運用支援、ソーシャルメディア関連広告を中心とした他社の広告枠の代理販売を行う。インスタグラムを通じた広告・マーケティングに特化した子会社のglamfirstを持つ。

インフルエンサーサービスでは、「NINARY」「Ripre」「ポチカム」は主に顧客の新商品販売やキャンペーン促進など特定の時期にスポット取引として利用されることが多いサービス。

「NINARY」は主にインスタグラムにおいて、フォロワー数3万人以上を有する読者モデルなどのインフルエンサーによる広告・マーケティングサービス。「Ripre」は主に、ブログ、ツイッター、インスタグラムなどで一定数の読者やフォロワーを有するインフルエンサーが情報を発信。「ポチカム」は、ブログやツイッター、インスタグラムなどを利用していれば誰もが参加できるモニターサイトを運営している。売上高は主にインフルエンサーなどの投稿についての「基本メニュー」とインフルエンサーの投稿内容を他の広告などで利用する際に発生する二次利用についての費用などの「オプション」の2つで構成される。

「to buy」はインフルエンサーが独自の記事として自身の愛用品やサービスを紹介するWEBメディアを運営。EC(電子商取引)メディアや顧客企業サイトへ送客して購入が発生した場合、購入額の一部が手数料として同社に支払われる。

19年9月期の業績予想は売上高28億6,400万円(前期比17.0%増)、経常利益3億3,700万円(同43.5%増)。事業別の売上高はインフルエンサーサービスが11億2,200万円(同10.1%増)、アカウント運用3億500万円(同3倍)、インターネット広告代理販売10億1,600万円(同1.1%増)、子会社4億3,800万円(同28.7%増)。

概要

●事業内容=インスタグラムを中心とした自社サービスとしてのインフルエンサーマーケティングやSNSアカウント運用企画代行などのソーシャルメディアマーケティング事業
●本社=東京都渋谷区桜丘町20-1 渋谷インフォスタワー7階
●代表者=高村彰典代表取締役社長
●設立=2006年4月
●上場前資本金=2,015万円
●発行済み株式数=342万1,500株(上場時)
●筆頭株主=高村彰典(上場前36.7%)
●公募株式数=37万株
●売出株式数=22万4,500株(このほかオーバーアロットメントで8万9,100株)
●仮条件=9月2日に決定
●ブックビル期間=9月3日から9日まで
●引受証券=大和(主幹事)、SBI、エース、マネックス、いちよし、岩井コスモ

業績推移(連結)

売上高 経常利益 1株利益 配当
2017.9 1,865 147 27.09
2018.9 2,446 234 54.11
2019.9(予) 2,864 337 73.77
※単位100万円、1株利益は円