前引けの日経平均は11円安の3万9,677円、TOPIXは8ポイント高の2,824ポイント。東証プライム市場の上昇銘柄数は1,331、下落銘柄数は262。出来高は9億4,648万株、売買代金は2兆1,020億円。
トランプ大統領が分野別関税を銅と医薬品に課す方針を示し、ラトニック商務長官は半導体への関税も示唆した。
日経平均は寄り後に鈍化してもみ合いとなった。
キオクシアは3日続伸だが、アドバンテストやソシオネクストは売られ、データセンター関連のフジクラなども反落した。
三菱重工など防衛関連も売られた。
富士通は英郵便冤罪調査で救済措置が勧告されたため、賠償負担への懸念で安い。
オムロンや安川電機などFA関連が買われた。
JCRファーマ(4552)は米アレクシオン・アストラゼネカ・レアディジーズ社に遺伝子治療プラットフォーム技術「JUST-AAV」を導出するライセンス契約を結んだことで高い。
業種別上昇率上位は石油、鉱業、鉄鋼、海運、紙パルプで、下落は非鉄、その他製品、情報通信、機械、電機。(W)